高校生のバイト事情! 多くの人が選ぶのはこのバイト! 驚きの割合も公開
高校生の約4人に1人がアルバイトを経験している――。これが2024年の最新調査で明らかになった実態です。バイトをする目的や人気の職種は、時代とともに大きく変化してきています。
本記事では、高校生のバイト事情について、具体的な数字や割合を交えながら徹底解説します。バイトを始めようか迷っている人も、すでにバイト中の人も必見の内容です!
バイト経験がある高校生の割合は?
2024年の最新調査によると、高校生のうち現在アルバイトをしている人の割合は26.5%で、前年より2.7ポイント増加しています。過去にアルバイト経験がある人を含めると、約42%の高校生が何らかの形でバイト経験を持っていることが分かります。
■学年別のバイト従事率
1年生:20.3%
2年生:26.6%
3年生:33.2%
■バイト未経験者の理由
一方で、全くバイト経験がない高校生の割合は61.0%に上ります。バイトをしていない理由として、「学業との両立が難しい」「親の許可が得られない」「興味のあるバイトが見つからない」などが挙げられています。
高校生がバイトをする主な目的は?
2024年の調査で、高校生がバイトをする目的に興味深い変化が見られました。
■趣味のためにバイトしている割合
「趣味のため」にバイトをしている高校生が58.4%と最も多く、初めて「貯金をするため」を上回りました。Z世代を中心に「推し活」などの影響で、趣味の多様化がアルバイトの目的にも反映されていると考えられます。
■貯金のためにバイトしている割合
「貯金をするため」は57.1%で2位となりました。前年より減少したものの、依然として高い水準を維持しています。
■社会経験を積むためにバイトしている割合
「社会経験を積むため」にバイトをしている高校生は36.0%です。将来のキャリアを見据えて、実際の仕事を通じて様々なスキルを身につけたいと考えている人が多いことが分かります。
バイト選びで就職活動は意識している?
高校生の29.7%が就職活動を意識してアルバイトをしています。彼らがバイトをする上で意識していることとしては、以下の項目が上位に挙がっています.
1位:正しい言葉遣いができるようになる(41.4%)
2位:将来の仕事や職業に役立つような経験をする(32.3%)
3位:アルバイトを通じて自身と異なる世代の人と関わる(32.0%)
4位:職場の同僚と上手にコミュニケーションを取ることができるようになる(28.8%)
人気のバイト職種は?
■一番人気は「飲食店」
2024年の調査によると、現在アルバイトをしている高校生の職種で最も多いのは「飲食・フード(接客・調理)」で34.7%を占めています。また、高校生の約半数がこの職種に就いており、男性42%、女性54%と、女性の方が従事している割合が高いです。
■その他の人気職種
次いで「イベント」が27.7%、続いて「販売(コンビニエンスストア・スーパーマーケット)が22.9%、そして「アパレル販売」が20.2%となっています。これらの結果から、高校生に人気の職種は飲食店が少し頭が抜けていることが分かります。
バイト選びの決め手になったのは?
高校生がバイトを選ぶ際の基準として、以下の項目が上位に挙がっています。
1:時給の高さ(63.0%)
2:シフトの融通がきくか(40.0%)
3:雰囲気の良さ(36.0%)
また、高校生が不安に思っている点としては以下が挙げられます。
1:学業と両立できるか(60.4%)
2:職場の人間関係(50.4%)
3:シフトの融通がきくか(49.3%)
どんな理由でバイトを辞めた?
調査によると、高校生がバイトを辞める理由、特に早期の退職理由は以下のようになっています。
・職場の雰囲気が良くなかった/自分に合わなかった:29.5%
・シフトや休みが希望通りにならないことが多かった:27.8%
・上司/先輩から理不尽な指摘や指導があった:23.5%
・想定していた仕事内容ではなかった:21.8%
仕事内容に関しては、バイト選びの必須項目になっていても、いざ始めてみると「思っていたのと違う」という人が一定数います。
お小遣いの実態と変化
2024年の調査では、親からお小遣いをもらっている高校生の割合が3年連続で減少し、55.2%となりました。1カ月の平均金額も8,415円と前年から763円減少しています。物価高騰や親の経済的余裕の減少が影響していると推測されます。
アルバイト選びにおける親の関与
アルバイト先を決める際に親の関与がない割合は21.0%で、5人に1人が自身でアルバイト先を決めています。
一方で、「アルバイト許可証を発行するために親の許可をもらった」割合は61.1%と最多でした。
また、SNSでのアルバイト探しの危険性を知っている高校生は約50%にとどまっており、この認知度の低さは懸念事項となっています。
よくある質問と回答(FAQ)
Q1. 高校生は何時まで働けますか?
A1. 労働基準法により、18歳未満の高校生は原則として22時以降の勤務が禁止されています。
Q2. アルバイトと学業の両立のコツは?
A2. 以下のような工夫で両立が可能です。
・学校行事のスケジュールを事前に伝える
・週2〜3日程度の勤務からスタート
・テスト期間は早めにシフト調整
・勉強時間を確保できる曜日を決める
Q3. バイトを始めるには親の許可は必要ですか?
A3. 多くの場合必要になります。
まとめ:上手なバイト選びのポイント
1.学業への影響を第一に考える
・無理のないシフト
・学校行事への配慮
・テスト期間の調整
2.法律とルールを守る
・22時までの勤務
・必要な許可の取得
・労働時間の制限
3.将来を見据えた選択
・興味のある業界
・身につけたいスキル
・就活への活用
以上が、2024年における高校生のバイト事情の最新データです。
これらの情報を参考に、自分に合ったバイトを見つけてみてください。
参考:高校生のアルバイト調査(2024年) - 株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ統括部
渋谷トレンドリサーチ「2024年最新!アルバイト調査」
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