子育中心の生活から離れてみて、母親にも子供にもプラスがあることに気付きました

people

安城店 スウィングマネージャー(時間帯責任者)

やまもとさん

子育てと仕事(パート)の両立は難しいと考えるのは一般的ですが、
やまもとさんは、子育てと仕事を両立させ、収入以外のたくさんのプラスを発見しました。

■働いた理由は「子育てにストレスを感じ、1人になりたいと思ったため」

こんにちは!安城店、入社4年目、みんなからは普通に“やまもとさん”、一部の人には“やまもっちゃん”と呼ばれています。笑
私の経歴としましては、大学ではモノが作るのが好きだったため建築学科へ。そして新卒では内装建築関係の会社に入り、お店や美術館の看板などを作る仕事をしていました。仕事自体は楽しく、特に問題もなく9年間働かせて頂き、出産のために退職しました。
そこからは専業主婦で育児中心の生活になったのですが、ここからが大変でした。。。
赤ちゃんあるあるではあるのですが、特に私の子供は“寝ぐずりが酷く何時間も寝かしつけ”更に“ご飯も食べず、、、。”

正直、育児ノイローゼになるのではないかと思い母親に相談もしました。その時、母親からは「幼稚園に入れば一人の時間が増えるので楽になるよ」と言われたものの、2人目が出来て子育てのストレスが更に増えてしまい、このままでは自分にも子供にも良くないなと思い、2人目が2歳の時に一人の時間を作りたくて仕事をすることにしました。

■働く条件は「子育てとの両立」のみ。家から近い、勤務シフト、子供の急な発熱で帰れること

パートで働くにあたって、仕事を選ぶ条件は「子育てとの両立」が出来ることのみが条件で、特に仕事内容には拘りはなかったです。最終的には「工場での軽作業」か「鶴亀堂」の2択になったのですが、工場の方は祝日が確実に休みにならなかったため、鶴亀堂で働くことに決めました。
ラーメン店のイメージは「元気が良い・活気がある・忙しそう」などのイメージがあったのですが、スタッフさんが明るくて元気なら、“自分も一緒に元気になれそう”と思ったのと、忙しいのも苦にならないタイプだったので、特に抵抗感はなく入社しましたね。

■子育てとパート。母親だけでなく子供にもプラスになること

パートをする目的は、子育て以外の時間を作りたいということでしたが、結果、母親だけでなく子供にもプラスになったことが多く、今は本当に仕事をして良かったと思っています。
まず自分自身についてですが、今まではずっと子供のことを考えていたため、上手くいかないことに対してイライラしてしまったのですが、仕事で子供と離れるようになると、“考えることが減った”ことでイライラはスグに無くなっていきました。そして、ちょっと子育てを俯瞰して見られるようになり、余裕ができ、子供に対して寛容になることが出来ました。“近くにいることで見え辛くなる”ことがあることに気付きましたね。
あとは、、、子供たちのことは大切な存在なので、「早く帰って会いたいな!」という気持ちがより強くなったように思います!
ほんの少し距離を取れたことで、大切な存在ということに改めて気づけました。

そして、今までは子供に時間を気にせずに接していましたが、仕事を初めてから“時計を気にする”様になり、“ご飯”や“お風呂”の時間など、母親がメリハリを付けることで、子供も理解するようになり、今では自分から動いてくれる様になりました。
また週1回、夜のシフトに入っているのですが、その時の晩御飯は子供が自由に作っても良いルールにしています。「今日は卵焼き作った!」「ミックスジュース作った!」と、“自分の好きなものを自分で作れる楽しさ”を知ってくれたこと、また“出来たことの達成感が自信につながっている”様で、自分の子供ながら成長の早さにビックリしています。
今、子育てに悩んでいる方には、自分のためだけでなく、子供のためにもという視点で動いてもらっても良いかなと思います。

■仕事はハード。ある瞬間から「この人のために頑張ってみよう!」と思えた

仕事を初めて1年目は、正直、私は“器用なタイプではなかった”ので、先輩の指示についていくだけで精一杯でした。4年たった今でもですが、私にとって、お客様やスタッフの動きなど全体を見て動いたり、声を掛けたりするいわゆる“先読み”が本当に難しいと感じています。そんな私にも先輩は、出来る様になるまで、本当に何回も何回も、嫌な顔一つせず教え続けてくれ「とにかく私についてきて!」と声をかけてくれました。
そんなとても尊敬できる先輩と仕事をして2年経過したときのこと。先輩から「私はみんなを引っ張っていけているかな?」と悩みを相談されました。先輩でも悩みがあることを知り、より身近に感じられるようになったのと、相談してくれたこと自体が嬉しかったのを覚えています。正直、今までは単に仕事をこなしていただけでしたが、その瞬間から「この人のために仕事を頑張ってみよう!」という気持ちに変わりました。
店長もそうなんですが、鶴亀堂の責任者の方達は強くて立派な一面だけじゃなくて、頼りなく弱い一面も垣間見えて『人間味』があるんです。
そんな人達だからなのか、「この人の為に何かお役に立ちたい!」と自然に思えたのかもしれないです。
そして今は、スタッフ全員良い方ばかりなので「このお店のみんなのために頑張ってみよう!みんなで助け合っていきたい」という想いで仕事をしています。

■鶴亀堂で働くことは、どんな方でも「大丈夫ですよ!」と伝えたい

今までの仕事ではプライベートまでの付き合いはなかったですが、鶴亀堂ではパートさんとスーパーに行ったり、年に数回飲み会をしています。仕事中では分からない意外な性格も知れていつも楽しんでいます。お互いに理解し合える関係だから、半年前になったスウィングマネージャー(時間帯責任者)の仕事もみんなに支えられながら何とか出来ています。今は新人さんへの説明をもっと上手に出来るようにしたいと思っています。

お仕事を探している方の多くは、働くことに不安はあると思いますが、鶴亀堂では私の経験上、優しい先輩ばかりですし、お客様の「ありがとう」がたくさんあり、不安はスグになくなると思います。だから「鶴亀堂は大丈夫ですよ!」とお伝えしたいです。